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婚活はあくまで通過点だということを忘れるな

結婚はゴールではなく通過点 〜幸せな結婚生活のために〜

婚活中、多くの人が「結婚=ゴール」と考えてしまいがちである。結婚したら幸せになるんだ(安心)。というか、ほとんどの人がこの罠にハマりそうになるのではないかと思っている。いや、ハマっているのか?結婚は人生の新たなスタートラインに過ぎないのだが、そんなことは結婚する時に気づくと思う。結婚した瞬間にすべてがうまくいくわけではなく、むしろ結婚後こそが本当の意味での「幸せを築くための努力」が必要となるのだから。

今回は、「結婚はゴールではなく通過点」である理由と、結婚後に大切にすべきことについて考えていくとしよう。レッツゴー!

目次

1. なぜ婚活中は「結婚=ゴール」と思ってしまうのか?

婚活をしていると、結婚が最終目的であるかのように錯覚してしまう。なぜならその背景には、次のような要因が考えられるからである。

① 婚活のプロセスが大変すぎる

婚活は、時間と労力を要する活動である。相手探し、デート、自己分析、結婚観のすり合わせなど、多くのエネルギーを使う。もうこの間は、結婚できるかどうかの焦燥感ともしかしたら一人で人生を終えていくのではないだろうかと気が張り詰めている状況である。そのため、「結婚さえできれば、もう頑張らなくていい」と思い込んでしまうことがあると思う。だって、結婚できるか先が見えなくて不安な毎日を送るのだから。

② 社会的なプレッシャー

「結婚=幸せ」という価値観が根強く、家族や友人からの「早く結婚しないの?」というプレッシャーも影響してくる。もうこれに関しては、放っておいて欲しいが放っておかれたらおかれたで、何とも言えない気持ちになったりするもんだ。これにより、「結婚すればすべてが解決する」という思考に陥りやすくなってしまう。

③ 幸せな結婚生活のリアルな情報が少ない

婚活の情報は多くても、「結婚後の現実」についての情報はあまりないように思う。恋愛映画やドラマでは、結婚までのストーリーが描かれることが多く、その先にあるリアルな夫婦関係については見落とされがちである。友人の結婚生活をみる機会も少ないし、自分の両親の結婚生活を参考にするのはなんか違う気もする。

2. 結婚後に訪れる「燃え尽き症候群」

結婚をゴールと考えてしまうと、結婚後に「燃え尽き症候群」に陥る可能性がある。

【広辞苑での定義】

それまで人一倍活発に仕事をしていた人が、なんらかのきっかけで、あたかも燃え尽きるように活力を失ったときに示す心身の疲労症状

広辞苑では、仕事と定義されているが、恋愛や婚活でも同様のことが起こると考えている。

① 結婚したことで安心し、努力をしなくなる

婚活中は努力して相手に魅力を伝えようとするが、結婚後に「もう頑張らなくていい」と思ってしまうと、夫婦関係に変化が生じてくる。恋愛時代の努力を続けられないと、お互いの気持ちが冷めてしまうこともあるからだ。

② 理想と現実のギャップに直面する

結婚前のイメージと、実際の結婚生活にはギャップがある。このギャップが良い方向に働けば相手をより好きになり相手を想いながら生活ができるだろう。しかし、そうでなかった場合どうなるか。例えば、家事や金銭感覚、価値観の違いなどが明確になり、「こんなはずじゃなかった」と感じることが増える可能性が出てくる。

③ 夫婦の関係がマンネリ化する

結婚後、刺激が少なくなると関係がマンネリ化しやすくなる。「恋愛時代はドキドキしたのに、今はただの家族のようになってしまった」と感じることがある。家族は家族で良いが、男女の関係が失われると深刻だと思う。

3. 結婚後に意識すべきポイント

結婚後も幸せでい続けるためには、次のようなポイントを意識することが重要だ。

① お互いに努力を続ける

結婚はあくまで「スタートライン」に立った状態である。夫婦関係をより良いものにするためには、お互いの努力が不可欠なことを認識しておく必要がある。

  • 感謝の気持ちを伝える
  • デートを続ける
  • コミュニケーションを怠らない

② 価値観のすり合わせをする

結婚前に見えていなかった価値観の違いが、結婚後に浮き彫りになる。または結婚をすることで価値観が変化することもある。定期的に夫婦で話し合い、お互いの考えをすり合わせることが大切。

③ 夫婦それぞれの時間を大切にする

結婚後も、自分の趣味や友人との時間を大切にすることが、夫婦関係を良好に保つ秘訣である。「自分の時間」があることで、ストレスが溜まりにくくなり、相手への思いやりも生まれてくる。

オンマユ

私も妻と話し合い、お互いが自分の時間を持てるよう工夫をしている。なんで自分だけ?なんであなただけ?などそういう言い争いや不満を極力排除していかなければならない。

④ 柔軟な考えを持つ

結婚生活には予期せぬ出来事がつきものである。思い通りにならないことがあっても、「これは成長のチャンス」と前向きに捉えることで、夫婦関係がより良いものになるだろう。全てが思い通りになんかいくはずないのだから、ひとつふたつでも思い通りに行ったのなら幸せな1日だったと思った方が良い。

⑤ お互いの目標を共有する

結婚後も「一緒に成長する」ことが大切だ。現状維持は衰退を意味する。今日よりも明日のように少しずつでもお互い成長していくマインドにした方が良い。

例えば・・・

  • 家を購入する
  • 子育ての方針を決める
  • キャリアやライフプランを考える

など、共通の目標を持つことで、夫婦の絆が深まっていくはず。

まとめ

結婚はゴールではなく、人生の新たなスタートである。結婚後に燃え尽き症候群にならないためにも、以下のポイントを意識してみよう。

1. 「結婚=ゴール」と思わないようにする

婚活は大変だが、結婚はその先の長い人生の一部であることを忘れないようにしよう。

2. 結婚後も努力を続ける

夫婦関係は放っておくとマンネリ化する。絶対する。定期的なデートや感謝の言葉を大切にしよう。誕生日と結婚記念日は絶対忘れるな。

3. 価値観のすり合わせをする

お互いの違いを理解し、歩み寄ることが円満な関係の秘訣である。この歩み寄りが難しいと感じるかもしれない。結婚して生活を共にすると決断や判断を迫られることが往々にして出てくる。意見が違ってもどちらかが歩み寄らないと終息はしないのだから。男性が歩み寄ることをお勧めする。私は余程のことがないかぎり妻の意見を尊重している。

4. 夫婦それぞれの時間を大切にする

適度な距離感を保つことで、良好な関係が維持できる。近すぎても遠すぎてもよくない。お互いの時間を持つことで心に余裕が生まれて尊重し合えるのだから。

5. 夫婦の共通の目標を持つ

結婚後も一緒に成長することで、関係を深めることができる。

結婚を「通過点」と考えたとき、その先にある本当の幸せを見つけることができる。結婚後の未来を見据えた婚活を心がけて行動しよう。

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この記事を書いた人

島根出身。幼稚園から社会人になるまで極度のあがり症で女性と話すことがほぼない生活を送る。社会人になってから数人の女性とお付き合いする。
成人してから親のスネを10年間かじり(学生時代と20代に一人暮らしを計4年間経験)何不自由ない生活を送る。さすがにこのままでは結婚できないと思い30歳から婚活を始め、36歳で婚約するが婚約破棄され3年間暗闇を彷徨う。その間、3年間一人暮らしをする。結婚を諦めかけた39歳の時に女神が現れ交際半年で結婚する。現在は、妻の実家でマスオになり育児に奮闘しながら細々と暮らしている。
アラサー・アラフォーで婚活をしている方へ生活を豊かにしながら結婚できるよう情報発信していく。
ブログトップのしめ縄は、出雲大社(縁結びの神様)の象徴。

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