近年、婚活の手段としてマッチングアプリや結婚相談所の利用が一般的になり、都市部と地方での婚活事情にも変化が見られる。本記事では、最新のデータを基に、都市部と地方における婚活の現状、マッチングアプリや結婚相談所の利用率、年代別の違い、そして結婚率について詳しく解説する。
都市部と地方の婚活事情
都市部では、多忙な生活や人間関係の希薄化により、効率的な出会いを求める傾向が強まっている。一方、地方ではコミュニティが密接であるものの、出会いの機会が限られることが課題となっている。私は、地方在住なので出会いの機会が限られている現状をこれでもかと感じてきた。このような背景から、都市部と地方の双方で、オンラインの婚活手段が注目されている。
マッチングアプリと結婚相談所の利用率
消費者庁の報告によれば、マッチングアプリは月額定額制が基本であり、会員自身が相手を探し、デートの約束などを行う形式が主流である。 様々なサービスがあるのでその中からどれを選ぶのか迷った経験がある。女性は無料で利用できる場合が多いので、複数に登録していることがある。男性は有料のためなかなか複数のアプリに登録するのは金銭的に、、、ただ、考え方として１回合コンに行くことを思えば月額はそんなに高くないかもしれない。一方、結婚相談所では、担当のアドバイザーが相手を紹介し、お見合いのセッティングや交際に関するアドバイスなどのサポートを提供している。マッチングアプリよりも高額で入会費用や月会費があり1年間で数十万円が必要になることも。
MMD研究所の2023年の調査によると、マッチングサービス・アプリの認知度は25.8%で、そのうち利用経験者は39.7%に上る。特に20代では54.8%が利用経験があり、年代が上がるにつれて利用経験は減少する傾向がある。
結婚相談所の利用率に関する具体的なデータは限られているが、対面でのサポートやアドバイスを求める人々にとって、引き続き重要な選択肢となっているだろう。
年代別の婚活手段の違い
年代によって、婚活手段の選択には明確な違いが見られる。20代では「職場や学校での出会い」が最も多く、次いで「マッチングアプリ」を利用する傾向がある。30代以降では、「職場や学校での出会い」に加えて、「友人や家族からの紹介」が主要な出会いの手段となっているが、「マッチングアプリ」も徐々に増加傾向にある。
このように、若年層ほどオンラインでの出会いに積極的であり、年齢が上がるにつれて従来の人間関係を活用した出会いを重視する傾向が見られる。
結婚率について
マッチングアプリを通じて結婚に至るカップルも増加している。IBJの調査によれば、マッチングアプリでの結婚率は「4人に1人」と報告されている。 一方、結婚相談所を利用した場合の成婚率は、各相談所のサポート体制や会員の活動状況によって異なるが、対面でのサポートが充実していることから、成婚に至る可能性が高いとされている。
まとめ
都市部と地方の婚活事情にはそれぞれの特徴があるが、共通してオンラインの婚活手段が重要な役割を果たしている。マッチングアプリや結婚相談所の利用率は年代によって異なり、若年層ほどオンラインでの出会いに積極的だ。自身のライフスタイルや価値観に合った婚活手段を選択することが、理想のパートナーとの出会いにつながるでしょう。
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