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🍜食事にまつわる掟 食べ物があなたの体を作る

結婚すれば、少なくとも一食は一緒に食べる日が増える。お昼にお弁当を持ち寄れば三食が同じ内容になる日すらある。気づかないうちに、食事や味覚の不一致は小さな不満を積み重ね、やがて大きなすれ違いになる。 「付き合う前」「同棲」「結婚前」に見ておきたい食生活のポイントと、相手と食の価値観をどう共有し歩み寄るかを具体的にまとめてみた。

レッツゴー!

目次

食事は「生き方」の縮図である

人は食べたもので体がつくられる。普段の食事が習慣になり、その延長線上に体型や体調、将来の健康リスクが現れる。つまり、相手が日々どんなものを選んでいるかを知ることは、相手の将来の姿を想像するための有力な手がかりになるのだ。

ここで重要なのは「正解はない」ということ。外食好きが必ず悪いわけでも、自炊至上主義が必ず良いわけでもない。ポイントは「習慣になっているか」「健康リスクが習慣として積み重なっていないか」「一緒に改善できる姿勢があるか」という点だ。

週1以上のジャンクフード・ラーメン習慣は要注意

ジャンクフードやインスタント食品、ラーメンの常食は脂質・塩分・加工食品の過剰摂取につながりやすい。若いうちは見た目や元気でカバーできるが、時間が経つにつれて高血圧・循環器疾患・糖代謝異常などのリスクが高まる傾向にある。 したがって、相手が週に1回以上を習慣としている場合は、将来の健康面を含めて見極めたほうがよい。

「たまの楽しみ」と「習慣化」は違う。休日のラーメンや友人との飲み会でのジャンクな一食は許容範囲だが、平日常態化しているのは注意サインです。

私は医療機関で働いているが、脳卒中で入院する人はだいたい食生活が偏っている。毎日惣菜や弁当を買って食べている人は積み重なると病気になるリスクは高まる。肥満でなくとも体の中では血がドロドロになっていくのだ。

味覚の合致は日常の満足度に直結する

味覚が合うと、日々の食卓に快適さが生まれる。辛さや濃さ、塩分の好み、甘党か辛党か、食材の好み――これらが近ければ料理の分担や外食の選択で揉める確率はグッと下がる。逆に「味が濃すぎる」「薄すぎる」と感じるたびに小さな違和感が積もれば、関係に影を落とすこともある。

結婚前にぜひ試してほしいのは、少なくとも数回、日常の“ふだんごはん”を一緒に作ることだ。特別な記念日ではなく、買い物→調理→片付けをセットで体験すると、実際の生活感が見えてくる。

相手の食生活をさりげなくチェックする方法

  1. デートの注文を観察する
    注文の傾向(揚げ物多め、野菜を積極的に選ぶ、ドリンクは砂糖入りか否か)で普段の嗜好が推測できます。
  2. 一緒に買い物に行く
    冷蔵・冷凍庫にあるもの、カゴに入れる食材の種類(加工品多め/生鮮多め)で日常が見えます。
  3. 軽い朝食を一緒にとる
    朝食の内容は生活リズムと深く結びつく。朝ごはんがあるか、あるなら何かを観察しましょう。
  4. 「最近の食生活どう?」と聞く
    健康診断や運動の有無と合わせて聞くと、より実態に迫れます。
  5. 一緒に料理してみる
    調理スキルや味付けの傾向、台所の整理の仕方まで見えてきます。

話し合いの切り出し方:押し付けずに共有する

「あなたの食生活はダメだ」と非難するのではなく、自分たちの将来を守るために共有したいという立場で話すのがコツだ。伝え方の例をいくつか挙げる。

伝え方のテンプレ
「一緒に暮らすと、毎日の食事が僕たちの体を作るから、健康面は二人で考えていきたいんだ。週に何回かは一緒に野菜多めの献立を試してみない?」
「ラーメンやジャンクな食事も好きだけど、週のどこかを“ヘルシーDAY”にして交互に担当するのはどうかな?」

相手が防御的になったら、「完璧を求めているわけじゃない」「まずは小さな一歩から」と繰り返し安心感を与えること。変化は急に起きないが、合意を重ねることで習慣は変えられる。

同棲・結婚後に効く実践ルール

  • 週に1回はヘルシーデーを設ける:外食やジャンクを楽しむ日は別途設ける。
  • 月に一度の“食生活チェック”をする:一緒に振り返り、改善点を決める(非難禁止)。
  • 買い物は分担してリスト化:家にあると便利な常備野菜や冷凍品を共有。
  • 外食のルールを話し合う:週あたりの外食回数や予算を決める。
  • 健康診断を一緒に受ける:年に1度は結果を共有し合う。

見逃してはいけないレッドフラッグ

次のサインは将来の健康リスクや生活の齟齬を示す可能性があるため注意深く扱ってほしい。

  • 平日毎日のようにインスタントや外食で済ませている
  • 栄養バランスに無関心で、そのことを変えようとしない
  • 金銭的理由で健康面の改善提案を一蹴する(ただし本当に経済的困窮が理由なら別)
  • 健康診断を避ける・結果を共有しない

小さな実践アイデア(今日からできること)

  1. 週に1回、一緒に作れる簡単レシピを決める(炒め物+サラダ+汁物)
  2. お弁当を一緒に詰めてみる(昼を共有する体験)
  3. スーパーで「色のバランス」をチェックする習慣をつける(緑・赤・黄が揃うか)
  4. 外食時、1品は野菜メニューを自分から提案する
  5. 月に一度、健康系のドキュメントや本を一緒に読む(共通の知識を作る)

まとめ

「好きならばこそ相手の食事に向き合う」という言葉は大げさではない。食事は生きるための基盤であり、日常の幸福感を左右する重要な領域だ。相手がジャンクフードやラーメン中心の生活をしているなら、それは警告サインでもあるが、無理に変えさせるのではなく、一緒に歩んでいけるかどうかを見極めることが大切だ。

最終的に目指すのは「押し付け合いのない共有」。味覚と食習慣が完全に一致するカップルは稀だが、共通のルールと小さな習慣化で、二人の食卓は驚くほど心地よく、健康なものになっていく。あなたがこれから出会う人と、どんな食卓を作りたいか――それを基準に相手を観察してほしい。

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この記事を書いた人

幼稚園から社会人になるまで極度のあがり症で女性と話すことがほぼない生活を送る。社会人になってから数人の女性とお付き合いする。
社会人から実家暮らしとなり親のスネをかじり(学生時代と20代に一人暮らしを計4年間経験)何不自由ない生活を送る。さすがにこのままでは結婚できないと思い20代後半から結婚を意識して、30歳で一度目のプロポーズをするが破綻。36歳で二度目のプロポーズで婚約するが婚約破棄され3年間路頭に迷う。結婚を諦めかけた39歳の時に私を哀れに思った女神が現れ交際半年で三度目のプローポーズをして結婚する。
しかし、結婚して9ヶ月後に私の身体にステージIIの腎臓癌が見つかり手術をして現在闘病中である。
海の見える妻の実家でマスオとなり育児に奮闘しながら暮らしている。
婚活をしている方へ生活を豊かにしながら結婚できるよう情報発信していく。
ブログトップのしめ縄は、出雲大社(縁結びの神様)の象徴。

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