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婚活成功のカギは「先回りの掟」

言われる前に動ける男は強い

婚活をしていると、相手をどう喜ばせるか、どう信頼を得るかに頭を悩ませることが多いだろう。外見や会話術、経済力といった要素も確かに大事だが、もっと根本的でありながら見落とされがちな「習慣」がある。
それが、「先回りの掟」だ。

つまり、相手に言われる前に行動する力である。これは一見地味に見えるが、実際には恋愛から結婚生活までを大きく左右する要素なので解説していく。

レッツゴー!

目次

旅行で明暗が分かれる「準備力」

お付き合いが深まり、旅行に行く機会が訪れる。普段のデートとは違い、旅行は移動・宿泊・食事・観光といった複数の工程が組み合わさり、ちょっとした「共同生活の縮図」になる。
この時に試されるのが、男性の「準備力」だ。

例えば、旅行数日前に女性から「チケット取ってある?」と確認され、「あ、まだ……」と答える男性は少なくない。あるいは、当日になって「電車の乗り換えが分からない」「傘を持ってきていない」「スマホの充電が切れそう」とバタバタする。これではせっかくの旅行も、安心感よりも不安や苛立ちが勝ってしまう。

一方、先回りできる男性は違う。すでにチケットを手配し、アクセスも調べ、雨天時の代替プランまで用意している。さらに「荷物は大丈夫?」と声をかけ、モバイルバッテリーや絆創膏まで忍ばせておく。女性は驚くほど安心し、心から旅行を楽しむことができる。

派手なサプライズや高級ホテルよりも、「言われる前に準備してある」という事実の方が、はるかに大きな信頼を生む。旅行はまさに「先回り力」を試される最高の舞台なのだ。

結婚生活における「先回りの掟」

この先回りの精神は、結婚後の生活でも同じように重要である。むしろ旅行以上に日常生活の中で差が出る。


例えば、電球が切れそうになった時に「替えておいてくれた?」と聞かれてから動くのと、すでに替えておいて「もう大丈夫だよ」と答えるのとでは、相手の受ける安心感がまるで違う。

家事や育児でも同じだ。洗濯物を取り込む、食器を片付ける、ゴミを出す。どれも「言われてからやる」のではなく、自然に「すでにやってある」状態にしておくことが、夫婦関係の小さなストレスを大きく減らす秘訣になる。

そして大事なのは、自分から逐一アピールしないことだ。男性はつい「これやったよ」「あれもやったよ」と報告したくなるが、それは自己満足の押し付けに映りかねない。女性は多くの場合、「できて当たり前」という感覚を持っている。
だからこそ、何も言わず自然に済ませておく。そして、相手に聞かれた時に「もうやってあるよ」と答える。このさりげなさこそが、信頼を積み重ねるのだ。

なぜ男性は先回りが苦手なのか

多くの男性は「言われてから動く」ことに慣れている。それには理由がある。
学生時代は先生の指示に従い、社会人になれば上司や顧客の依頼に対応する。つまり、「頼まれてから動く」のが基本スタイルになってしまっているのだ。
その結果、恋愛や家庭においても「頼まれるまで待つ」という姿勢が染みついている。

さらに、家事や生活にまつわるタスクは、男性にとって経験が少ないことが多い。やるべきことの全体像を把握していないため、「気づけない」ことが多いのだ。
だからこそ、意識的に「先回り力」を鍛える必要がある。

オンマユ

私自身、女性は男性よりかなり先回りをしていると思っている。男性は仕事で能動的になったから家庭でも能動的かと問われれば、そうではないかも。妻がしてくれるからという意味の分からない安心感に包まれてしまっていたのだ。

先回りを身につける三つの習慣

では、どうすれば「言われる前に動ける男」になれるのか。ここで有効な習慣を三つ紹介しよう。

  1. 未来をシミュレーションする
    旅行なら「移動→宿泊→食事→観光」の流れを事前に思い描き、必要な準備をリスト化する。生活なら「朝→昼→夜」の一日の流れをシミュレーションしてみる。
    未来を想像する癖が、自然な先回りを可能にする。
  2. 小さな先回りを習慣化する
    ティッシュを補充しておく、ゴミ袋を取り替えておく、冷蔵庫の残り物を確認しておく――こうした小さな行動の積み重ねが、やがて大きな信頼につながる。
    いきなり大きなことをやろうとせず、まずは小さな習慣から始めるのがコツだ。
  3. 「見えない気配り」を意識する
    例えば旅行先で、女性が「喉乾いた」と言う前に水を差し出す。寒そうにしている時に、何も言わずに上着を貸す。
    言葉にする前の気配りは、沈黙の中にこそ強い信頼を生む。

安心と信頼を生む「先回りの力」

恋愛の初期はドキドキやときめきが中心だが、結婚生活を支えるのは安心と信頼である。
安心は「不安がない状態」ではなく、「任せても大丈夫」という確信から生まれる。その確信を生むのが、まさに先回りの掟だ。

女性が「大丈夫かな?」と思う前に準備や行動を済ませておく。これだけで、相手は余計な不安から解放され、共に過ごす時間を心から楽しむことができる。
そしてその安心感が積み重なった時、二人の関係は自然と「結婚後の未来」にスムーズにつながっていく。

まとめ

婚活は単なる出会い探しではない。自分の習慣を磨き、未来の結婚生活をシミュレーションするための練習の場でもある。
先回りの掟を意識することは、今すぐにでも始められる。
デートの待ち合わせで「雨かもしれない」と思ったら傘を二本持っていく。レストランの候補を事前に調べておく。帰り道の電車時間を確認しておく。
ほんの小さなことでも、相手にとっては「安心」と「信頼」を感じる大きな要因になる。

派手な演出や豪華なプレゼントも悪くはない。しかし、長い目で見た時に相手の心をつかむのは、地味だが確実な「先回りの行動」である。
今日から小さな先回りを積み重ねていこう。その習慣が、未来のパートナーとの信頼を揺るぎないものにしてくれるはずだ。

※本記事は一般的な行動習慣の提案です。相手の価値観や状況に応じて柔軟に調整してください。先回りは「押し付け」ではなく「思いやり」であることを忘れずに。

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この記事を書いた人

幼稚園から社会人になるまで極度のあがり症で女性と話すことがほぼない生活を送る。社会人になってから数人の女性とお付き合いする。
社会人から実家暮らしとなり親のスネをかじり(学生時代と20代に一人暮らしを計4年間経験)何不自由ない生活を送る。さすがにこのままでは結婚できないと思い20代後半から結婚を意識して、30歳で一度目のプロポーズをするが破綻。36歳で二度目のプロポーズで婚約するが婚約破棄され3年間路頭に迷う。結婚を諦めかけた39歳の時に私を哀れに思った女神が現れ交際半年で三度目のプローポーズをして結婚する。
しかし、結婚して9ヶ月後に私の身体にステージIIの腎臓癌が見つかり手術して現在闘病中である。
海の見える妻の実家でマスオとなり育児に奮闘しながら暮らしている。
婚活をしている方へ生活を豊かにしながら結婚できるよう情報発信していく。
ブログトップのしめ縄は、出雲大社(縁結びの神様)の象徴。

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