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あなたは上方婚と下方婚どちらを選ぶべきか

婚活市場において、男性・女性ともに「収入」は非常に重要な要素である。特に、近年では男女の収入格差が縮まりつつあるとはいえ、結婚においては必ずどちらかが上方婚、もしくは下方婚になる構図が避けられない。それにも関わらず、男女ともに「収入差」に対する意識は根強く、婚活における重要な判断材料となっている。

収入が相手を選ぶ全てではないことを伝えておく。

今回は、婚活市場における収入意識に焦点を当て、データをもとに「なぜ収入差を気にするのか」「上方婚・下方婚の現実」「収入に関する心理的な問題」について掘り下げる。

レッツゴー!

目次

1. 男女が収入差を気にする理由

婚活市場において、男性は自分の収入が女性よりも高くあるべきと考える傾向が依然として強い。2022年に行われた「婚活に関する意識調査(リクルートブライダル総研)」によると、以下のデータが示されている。

  • 「結婚相手には自分より年収が高い人を望む」と答えた女性:全体の約58%
  • 「自分より年収が高い女性とはプレッシャーを感じる」と答えた男性:全体の約65%

つまり、女性は自分より年収が高い男性を望む傾向があり、男性は自分より収入の高い女性に対して引け目を感じる傾向があることが読み取れる。

収入に対するこのような意識は、長年の社会的背景に根差している。かつて「男性が大黒柱」「女性が家庭を守る」という構図が一般的だったため、収入差が結婚生活の安定に直結するという認識が強く残っているからだ。アニメで男性は必死に会社で働き、女性が家庭を守る構図を幼い頃から見せられると頭に擦りまれるので少しばかりは影響するのではないかと思ったりもする。日曜夕方のアニメがそうであるように。

2. 上方婚・下方婚の現実

結婚において、必ずどちらかが「上方婚」または「下方婚」になる。つまり、収入の高い方・低い方が明確に分かれることになる。

【上方婚・下方婚の現実】

  • 厚生労働省の「国民生活基礎調査(2023年)」によると、日本人男性の平均年収は約550万円、女性の平均年収は約390万円。
  • さらに「30代の既婚男女」に絞ると、男性の平均年収は約600万円、女性の平均年収は約400万円である。

このデータからも、女性が男性に対して「自分より年収が高い相手」を求める傾向は現実に即していると言える。

しかし、現実には年収の高い女性が自分より年収の低い男性を選ぶケースは少ない。年収800万円以上の女性に絞った場合、「自分より収入が低い男性と結婚した」と回答した人はわずか12%にとどまる(2022年・婚活実態調査)。

女性が上方婚を求め、男性が下方婚に対して消極的という現実は依然として根強い。

オンマユ

私は年収が高いとされる女性と結婚できる可能性はかなり低いな、、、

3. 「好きな仕事」と「収入」のジレンマ

収入差に対して男女が敏感になる理由の一つに、「収入と仕事の満足度」の関係がある。

例えば、以下のようなケースがある。

  • 年収が400万円でも好きな仕事をしている男性
  • 年収が600万円でも嫌々仕事をしている男性

婚活市場では、「好きな仕事をしているかどうか」よりも「収入の多寡」に目が向きがちである。しかし、好きな仕事をしている男性の方がメンタルが安定しており、結果的にパートナーとしての安定感が期待できるケースが多い。

一方で、「愚痴をこぼしながら不本意な仕事をしている低収入の男性」は女性にとって魅力的に映りにくい。単なる「収入」ではなく、その人が仕事に対してどのようなスタンスでいるかが重要になる。また、年収が低くても好きな仕事をしている男性を応援してくれる女性を選ぶべきだとも思う。

4. 女性の収入が高い場合の男性心理

年収600万円以上の女性の場合、収入差が原因で男性が引け目を感じることがある。

  • 「彼女の方が収入が高いことに劣等感を感じる」(全体の約43%)
  • 「自分が頼られていないと感じる」(全体の約38%)

特に、年収800万円を超える女性と結婚した男性の中には、「自分は家庭で役に立てていないのではないか」と考え、家庭内での居場所を失うケースも少なくない。

男性はどうしてもプライドが邪魔をしてしまうのではないだろうか。プライドを捨てる必要はないが、現実を受け入れて自分が今度その女性または家族として将来どうなっていきたいかを考えることの方が重要だと思う。

5. 出産・育休後のリスク

女性が妊娠・出産・育休を経ると、一時的に収入が大幅に下がる。

  • 出産後1年間の世帯収入の減少幅 → 平均約150万円
  • 育休明けに復帰後の女性の年収 → 平均約320万円(フルタイム復帰でも元の年収に戻るまで約3年かかる)

このため、結婚後の安定を考えると男性の年収は最低でも500万円以上が望ましい。

  • 男性年収500万円+女性育休中の育児給付金(年収の67%)→ 合計年収:約800万円
  • 男性年収400万円以下の場合、世帯収入が一時的に500万円以下に下がる可能性

女性は男性をかなりシビアに見ていると思う。男性が思っている倍以上だと思った方がいい。そんなことまで考えているの?と思うぐらい。だから、アラサー・アラフォーとなると会社員は500万円以上が求められるのかも知れない。

んー、500万円以上か。んー。女性が安心したいのはわかるけど、皆んながみんな500万円以上ではないからね。300万円でも結婚できる人はできるのだから。

6. まとめ

婚活市場において、収入差に関する男女の意識は今もなお根強い。

  • 女性 → 男性に対して「自分より年収が高い」ことを求める
  • 男性 → 女性に対して「自分より年収が高いと引け目を感じる」

しかし、**収入の多寡以上に重要なのは「仕事に対する姿勢」**である。好きな仕事をしているかどうか、自己肯定感を持って働いているかどうかが、結婚生活の安定に大きく影響する。

また、将来的に女性が出産・育休で収入が下がるリスクを考えると、男性の年収は最低でも500万円以上が望ましい。収入差を過度に気にせず、互いの価値観や仕事に対するスタンスを尊重し合える関係が、婚活において最終的な成功につながるだろう。

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この記事を書いた人

島根出身。幼稚園から社会人になるまで極度のあがり症で女性と話すことがほぼない生活を送る。社会人になってから数人の女性とお付き合いする。
成人してから親のスネを10年間かじり(学生時代と20代に一人暮らしを計4年間経験)何不自由ない生活を送る。さすがにこのままでは結婚できないと思い30歳から婚活を始め、36歳で婚約するが婚約破棄され3年間暗闇を彷徨う。その間、3年間一人暮らしをする。結婚を諦めかけた39歳の時に女神が現れ交際半年で結婚する。現在は、妻の実家でマスオになり育児に奮闘しながら細々と暮らしている。
アラサー・アラフォーで婚活をしている方へ生活を豊かにしながら結婚できるよう情報発信していく。
ブログトップのしめ縄は、出雲大社(縁結びの神様)の象徴。

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