婚活市場では、多くの男性が「美人な女性」を選びがちである。事実、私自身もそうであった。そのせいで出口の見えないトンネルに入ってしまったのだ。自分がアラフォーでイケメンでもないのに、、、特にマッチングアプリや結婚相談所では、プロフィール写真が最初の判断材料になるため、ついつい美しい顔立ちに目が行ってしまうことも仕方ない。しかし、顔を優先して相手を選ぶことにはリスクも伴うと思う。本記事では、なぜ美人を選ぶことがリスクになり得るのか、その理由について掘り下げていくとする。
1. 美人に目が行きがちな心理

婚活市場で美人に目が行くのは本能的な部分もある。人は見た目の第一印象で相手を判断する傾向が強く、特に写真から得られる情報が限られている場面ではなおさらである。
写真の力が強い婚活ツール
- マッチングアプリ・・・スワイプ機能などで短時間に大量のプロフィールを目にする。そのため、まず「見た目の良さ」でフィルタリングされる傾向がある。もう一枚めくれば自分好みの美人や可愛い人が現れるのではなかろうかと、、、
- 結婚相談所・・・顔写真が一つの判断材料となることが多い。
しかし、「美人だから」という理由だけで相手を選ぶことには注意が必要だ。
2. 美人を選ぶリスクとは?

(1) 自信が持てるかどうかの問題
美人な女性を選んだ場合、自分がその女性と「釣り合う」と思えなければ、不安や劣等感が生まれやすくなる。
<具体的なリスク例>
- 美人なパートナーが注目を浴びるたびに嫉妬心が芽生える。
- 自分が劣っていると感じ、関係がぎくしゃくする。
(2) 維持される美貌という幻想
美貌は永遠ではありません。結婚生活は長期にわたるものである。美人であることが結婚相手としての価値ではない以上、見た目以外の価値が重要になる。そもそも女性は24時間化粧をしてキレイな状態でいるわけではないのだよ。
<現実>
- 加齢やライフスタイルの変化により外見は変化する。
- 子育てや仕事のストレスなどで、美容にかける時間が減ることもあるだろう。
(3) 高嶺の花のリスク
美人な女性は多くの男性からアプローチを受けることが一般的である。つまり競争率が高く、自信がアラサー、アラフォーになると20代で見つけようとするとかなりハードルが高くなる。
<具体的なリスク例>
- 収入、社会的地位、外見などが一定以上でなければ選ばれないことがある。
- 結婚後も相手が「完璧な夫像」を求めてくることがある。
3. 美人選び以外の大切な要素

結婚生活は見た目以上に価値観や性格、ライフスタイルの一致が重要だと考える。顔だけではなく、以下の要素にも注目した方が選択肢も広がり継続して婚活ができる。
(1) 共通の趣味や価値観
趣味が合うことで休日の過ごし方が楽しくなる。また、価値観が近い相手であれば問題解決もスムーズである。まったく違う価値観で過ごすことは、自分では辿り着けなかった景色を見ることができるため一概に共通である必要はないとも思う。
(2) コミュニケーション能力
結婚生活は日々の会話が基盤である。話しやすさや共感力のある相手を選ぶことも重要である。相手の話をしっかり聞くチカラを養うことが重要。傾聴力。
(3) 相手の思いやり
外見ではなく、困ったときに支えてくれる思いやりのあるパートナーは、結婚生活において大きな安心感を与えてくれる。
まとめ
婚活において美人を選ぶこと自体が悪いわけではない。何か相手に気に食わないことがあったとしても美人だから許せると思う心理が働くかもしれない。しかし、美人であることに固執するあまり、他の重要な要素を見落としてしまうリスクがあることを覚えておこう。
大切なのは、「この人と一緒に人生を歩んでいきたい」と思えるかどうかだ。外見だけでなく、性格や価値観、ライフスタイルなど総合的な観点から相手を見極めることで、幸せな結婚生活に繋がるパートナーを見つけることができるであろう。
最後に、美人を否定しているわけではないことを記載しておく。美人と結婚できたら嬉しいに決まっているが、それが全てではないということ。
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